今回は、改装されて間もない杉村惇美術館・大講堂での開会式。
寒い中、多くの人に集まっていただきました。開会の挨拶は実行委員長・平間至。
開会式に続き、トークイベントが行われました。
ケッセルス氏はアムステルダムから来日。
これまで手がけた写真のプロジェクトなどもご紹介いただきました。
20 年以上も前から、世界各国のフリーマーケットなどで見ず知らずの家族アルバムを収集してきたエリック・ケッセルス氏。 そのコレクションにより構成された、家族アルバムへの愛に溢れた展覧会。世界有数のアート・ディレクターでもあるケッセル氏の展示は、視覚的にもとてもよく練られていて、まるでアルバムの中を歩いているような感覚で写真を楽しむことができると同時に、写真と記憶、家族とは何かを考えさせられます。
前回のフォトフェス 2013 で写真賞大賞を獲得した篠田さんの個展。
ギャラリートークも行われました。
市の有形文化財に指定されている美しいアーチの大講堂にてポートフォリオ・レヴューは行われました。 レヴューワー:綾智佳(The Third Galery Aya ディレクター)、菊田樹子(インディペンデントキュレーター)、齊藤晶 (A&R、ディレクター /エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社)、佐藤正子(キュレーター/株式会社コンタクト)、鈴木直之(アートディレクター/ダイアグラム)、津田直(写真家)、平間至(写真家)
1対1のレヴュー終了後、レヴューワーのみでさらにポートフォリオを審査し、翌日の公開審査に通過する作品を議論します。
ポートフォリオ・レヴュー1日目終了後は、参加者やスタッフ、一次審査を終了したレビューワーでの懇親会が行われました。
海鮮のおもてなしもあり、昼間の緊張も一時ほぐれて、参加者同士、写真の話のほか、塩竈の食も楽しんでいただきました。
1次審査を通過した6名による公開審査では、作家のプレゼンテーションとレビューワーの質疑応答で、より深く作品に踏み込んでいきます。
今回の写真賞大賞は、北田瑞絵さん「一枚皮だからな、我々は。」決定しました。
おめでとうございます!
家族写真を撮ることが大きな役割の一つである写真館に生まれた、経営しているという共通点を持つ3人の写真家。それぞれの作家による「家族」と「写真」の関係を探るグループ展。
亀井邸の空間を活かし、ゆっくりと作品と向き合っていただく展示となりました。
ポートフォリオがあれば場所を選ばず写真を見せることが出来る、という新たな写真の見せ方を提示したフォトフェス 2009 写真賞大賞の天野裕氏「鋭漂」に加え、フォトフェスと関わりの深い若手写真家たちが、ポートフォリオを持ち寄り市内各所で発表しました。
震災後、塩竈を元気にしたいという想いから始まった音楽フェス「GAMA ROCK」。
今までの記録を写真で振り返った展示。
塩竈を訪れる皆さんに伝えたい「塩竈の美味しいもの」を撮影して集めた公募展。
川村友子、渡辺陽子による2人展は、カフェ店内がねこの写真でいっぱいになりました。
期間中は特別メニューも登場。
平間至と菊田樹子が所有する写真コレクションが談話室内にさりげなく展示されました。
恒例のマグフォト!マグロの胴体には Nikon のワークショップで子ども達が撮影した塩竈の街並みなどがびっしり。
富士フイルムが行っているアルバム作りの楽しさを伝える「アルバムカフェ」。その無料体験ワークショップとアルバム大使養成講座が行われました。