定価:1,800 円(税込)
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当写真集は、塩竈フォトフェスティバル 2008 写真賞大賞の副賞として制作されました。
(審査員:沖本尚志/Photo GRAPHICA 編集長、笠井爾示/写真家、菊田樹子/インディペンデント・キュレーター、瀧本幹也/写真家、中島英樹/アートディレクター、広川泰士/写真家、平間至/写真家、三好耕三/写真家、山崎信/P.G.I ディレクター*役職は 2008 年当時)
双子の兄弟が、カメラを媒介にしてお互いを見つめた記録。
「もうひとりの自分を撮る」という行為が浮き彫りにしたものは−−−。
自己と他者、アイデンティティに静かに揺さぶりをかける作品で
第一回塩竈フォトフェスティバル写真賞を受賞。
「母親の胎内にいるときからずっと隣にいる存在。
だが、いちばん身近であるはずなのにその存在をはっきりと把握できない。
お互いの存在がお互いに変化を与える。
お互いの不在がお互いに喪失感を与える。
しかし、ふたりの関係性を口にするには言葉が追いつかない。
僕と彼の類似性、そして確かに存在する微妙な差異。
時が僕らの身体に刻んできたさまざまなもの。
まずは、それらを見つめることから何かが始まる気がした。」
藤安淳
http://www.jun-fujiyasu.squarespace.com /
1981 年東京都生まれ、大阪府在住。
同志社大学経済学部卒業。
写真表現大学修了。
個展
グループ展
賞歴