Archive

塩竈フォトフェスティバル2024
2024年3月8日(金)〜17日(日)

「風景を見つける-小島一郎の写真-」/塩竈市杉村惇美術館

39 歳の若さでこの世を去るまで故郷である⻘森を被写体とした数々の名作を遺した⼩島⼀郎(1924 年、⻘森市⽣まれ)。今回の展⽰では、⻘森県⽴美術館より貴重なビンテージプリントのコレクションをお借りし、「津軽」を撮影した作品を中⼼に⼩島⼀郎がとらえた⾵景を追いました。



  • archive2024_01 archive2024_02 archive2024_03 archive2024_04


  • ギャラリートーク 「⾵景を⾒つける-⼩島⼀郎の写真-」
    渡辺誠⼀郎×菊⽥樹⼦

    塩竈市杉村惇美術館館⻑で俳⼈でもある渡辺誠⼀郎⽒と、当展キュレーターの菊⽥樹⼦がギャラリートークを開催。⻘森出⾝の渡辺⽒が⼩島作品を読み解くことにより、様々な⽅向から作品を⾒るヒントが得られたトークとなりました。

    archive2024_05


  • 「re-framing 風景と地平」/ 海商の館 旧⻲井邸
    田川基成、飯岡幸子

    なぜ⼈は⾵景にカメラを向けるのか?
    2⼈のアーティストの作品と、国内外で出版された故郷や記憶と結びついた⾵景をテーマにした写真集約30 冊が展⽰されました。

    archive2024_06 archive2024_07 archive2024_08


  • 淵上裕太「上野公園」展/ビルドギャラリー

    塩竈フォトフェスティバル 2022 ポートフォリオレヴュー・写真賞⼤賞の受賞作。上野公園に通い続け撮影したポートレート作品はどれも⼒強く印象的でした。

    archive2024_09 archive2024_10


  • 「SGMA 写真部」/尚光堂

    平間⾄を顧問に、2017 年に発⾜した「SGMA 写真部」の活動から⽣まれた作品を展⽰。塩竈を中⼼に定期的に活動し、発表を続けています。

    archive2024_11 archive2024_12


  • 「Nikon Photo Contest 2022-2023」/ふれあいエスプ塩竈 アートギャラリー

    「世界中の写真愛好家が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、写真⽂化の発展に貢献すること」を⽬的に、株式会社ニコンが1969 年より主催してきた国際写真コンテスト。50 年以上の歴史あるコンテストの2022-2023 年の受賞作を展⽰しました。

    archive2024_13 archive2024_14


  • 特別企画 SGMA in Focus 梶井照陰「お寺のハナちゃん」 /ピッツェリア・ラ・ジータ

    塩竈フォトフェスティバルが注⽬する写真家・作品・写真集にフォーカスする「in Focus」。 今回は、僧侶であり写真家の梶井照陰さんによる「お寺のハナちゃん」の作品を展⽰。⾃然豊かな佐渡島の最北端のお寺に暮らすハナちゃんの⽇常を垣間⾒ると共に、コラボメニューのピザも可愛らしく好評でした。

    archive2024_15 archive2024_16


  • 珈琲と写真集/塩竈市内のカフェ

    塩竈市内4か所のカフェに、⾃由に閲覧できる写真集を設置。ポートフォリオレヴューのレヴューワーらが厳選したおすすめ写真集を、美味しい珈琲と共にゆっくりと楽しんでもらえたらという思いからはじまった企画です。

    <参加店舗>

    Otomo./カフェはれま(旧ゑびや旅館)/塩竈本町談話室/コーヒーとおやつの店andMore/

    archive2024_17 archive2024_18


  • ポートフォリオレヴュー/塩竈市杉村惇美術館 大講堂
    <レヴューワー>
    ・おおうち おさむ(アートディレクター、グラフィックデザイナー /ナノナノグラフィックス)
    ・大橋麻里奈(アートディレクター・副編集長 /ロッキング・オン)
    ・菊田樹子(インディペンデントキュレーター)
    ・佐藤正子(キュレーター/株式会社コンタクト)
    ・近浦啓(映画監督)
    ・平間至(写真家)



  • ポートフォリオ・レヴュー1日目

    事前審査を通過した40名それぞれが、レヴューワー2名と対面でレヴュー。
    個別のレヴューが終わった夕方以降、レヴューワーの皆さんは他の作品にも目を通し、翌日の公開審査に進む作品を選出します。

    archive2024_19 archive2024_20 archive2024_21


  • ポートフォリオ・レヴュー2日目 公開審査

    1日目の参加者の中から選出された6名による公開審査。
    プロジェクションされた作品とともに作家のプレゼンテーションを聞き、レヴューワーと質疑応答をしていきます。その後、別室でレヴューワーによる最終審査により各賞を決定します。

    archive2024_22 archive2024_23


  • 写真賞授賞式・閉会式

    今回の写真賞大賞は、髙橋実希さんの「あの庭の花」に決定しました。大賞の髙橋実希さんには写真集制作の副賞が授与されます。

    archive2024_24 archive2024_25


  • 【 大賞 】
    ・髙橋実希さん「あの庭の花」

    【 特別賞(塩竈賞)】
    ・紺田達也さん「I want your Love.」
    ・古里裕美さん「あなたの涙、わたしの海。」

    【 Nikon賞 】
    ・野口哲司さん「ユノリ」

    受賞されたみなさん、おめでとうございます。
    また、レヴューにご応募、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!