『塩竈フォトフェスティバル』は、同市の写真館に生まれ育った写真家・平間至氏を中心に、第一線で活躍する写真関係者を招き、さまざまな切り口から写真に親しむイベントとしてスタートしました。
2008年3月よりスタートし、2016年まで計5回開催。
アーティスティック・ディレクターに国内外で活動する菊田樹子氏(インディペンデント・キュレーター)をむかえ、2008年当時はまだ普及していなかったポートフォリオレヴューの実施、歴史的建造物をはじめ市内各所で、多様かつ質の高い写真の展示を行ってきました。
東日本大震災を経て、「写真」の持つ本質や役割について再考し、以下のミッションを掲げ、企画を行なっています。
(1) 大都市では見過ごされてしまうかもしれない写真芸術のあり方を、塩竈フォトフェスティバルならではの価値観で発見し、サポートする。
(2) 震災で大きな被害を受けた塩竈市のこれからを、写真文化を通じて考え、発信していくメディアとなる。
(3) 東北最大規模のフォトフェスティバルとして、東北の写真文化をつなげる。